心理学研究科

公認心理師カリキュラム対応
(公財)日本臨床心理士資格認定協会 第1種指定大学院

心の健康専門家、公認心理師?臨床心理士になるための科学的知識、高度な実践能力を身につけます。

本研究科では、教育、福祉、医療、産業等のヒューマンケアの領域で、公認心理師や臨床心理士が活躍するために必要な、科学的知識や高度で実践的な対人技術能力を養うことができます。現在日本では、子どもから大人、さらには高齢者に至るまで、心理的支援を必要とする人々が増加しています。将来は、本研究科で培った力をもとに、人々のこころの健康をサポートできる公認心理師、臨床心理士として社会に貢献してください。

「公認心理師」(国家資格)養成に対応します。

本学の心理学研究科と心理学科では、公認心理師養成カリキュラムに対応しています。
※公認心理師受験資格のためには、大学院入学前に、大学にて所定の科目を修得していることが必要です。

過去5年間新卒の公認心理師合格率は95%です(2025年現在)。
新世纪娱乐-中国竞彩网¥官网平台6年度の公認心理師の合格率は83.3%です(全国平均合格率:71.8%)。

過去5年間新卒の臨床心理士合格率は83%です(2025年現在)。
なお、新世纪娱乐-中国竞彩网¥官网平台6年度の臨床心理士の合格率は60%です(全国平均合格率:66.1%)

 

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学びの特長

学びを通じて、専門家になる力が養われます。

体系的で高度な臨床心理学の学びを通じて、以下のような具体的かつ実践的な力を養うことができます。

  • 心理診断と心理テストに関する知識と技術
  • 個人を対象としたカウンセリング技法
  • グループワーク、ソーシャルスキル訓練などの集団を対象としたカウンセリング技法
  • 地域や職場のメンタルヘルス向上に関するコンサルテーション能力
  • 臨床心理学に関する研究能力

1. 育成する人材像

複雑化した現代社会では、メンタル不全に悩む人がますます増加しております。こうした問題に対処するには確かな専門知識と技術を持った対人援助の専門家が必要です。本大学院では「研究者実践家モデル」に基づいた臨床心理学のカリキュラムを用意し、科学的知識をカウンセリング技法やコンサルテーション能力などの高い対人援助能力を兼ね備えた公認心理師、臨床心理士を養成します。

2. 指導方針

心理的支援を行うために必要な知識を習得する科目群は、すべて公認心理師および臨床心理士の資格を持った専任教員が担当します。また、実践能力を養うために行われる教育機関や福祉施設や病院などでの現場実習については、公認心理師および臨床心理士の資格を持った専任教員全員が指導にあたります。このように実際に公認心理師、臨床心理士の資格を持つ教員が指導することで、専門的知識と実践能力の有機的統合を目指します。

3. 研究体制

座学や文献による知識の習得だけでなく、事例研究方式、課題討論方式、ロールプレイング、グループワーク、模擬実習など具体的な“体験” 学習を通じてより実践的な能力をも養います。また、修士論文を作成するためのリサーチスキル、研究計画やその成果を発表するためのプレゼンテーションスキル、論文作成における論理展開力なども同時に養成していきます。

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埼玉学園大学大学院生研究奨励金

本学では、大学院生の研究活動を支援し、大学院の研究の充実と活性化を図るため、研究奨励金を給付します。
奨励金の給付は休学中の者を除き、毎年度申請することができ、希望者全員に支給されます。

 年額 50,000円(上限)/1人

 

埼玉学園大学 臨床心理カウンセリングセンター

臨床心理カウンセリングセンター_01 臨床心理カウンセリングセンター_02臨床心理カウンセリングセンターでは、臨床心理学の分野で研究と実践を深めてきた教員がカウンセラーとしてさまざまな心理的問題に応じています。相談内容は対人関係の悩み、性格?行動の問題、学校不適応、発達上の問題などさまざまです。また本センターは公認心理師、臨床心理士をめざす大学院生の臨床心理実習の学内施設も兼ねており、教員の指導のもとで大学院生が実際に面接を行い、心理面接について深く学んでいきます。

 

カリキュラム

基幹科目群

「臨床心理学特論」「臨床心理面接特論」「臨床心理基礎実習」「臨床心理実習」「心理実践実習」などの科目を通じて、深く共感的に個人と関わり、こころの問題を解決するための援助能力を育成します。

臨床心理学特論Ⅰ?Ⅱ/臨床心理面接特論Ⅰ(心理支援に関する理論と実践)/臨床心理面接特論Ⅱ/臨床心理査定演習Ⅰ(心理的アセスメントに関する理論と実践)/臨床心理査定演習Ⅱ/臨床心理基礎実習Ⅰ?Ⅱ/心理実践実習A~C/臨床心理実習Ⅰ(心理実践実習D)/臨床心理実習Ⅱ

基礎科目群

「データ解析法特論」「臨床心理学研究法持論」などの科目を通じて、より高度で科学的な研究方法論を修得し、「発達心理学特論(教育分野に関する理論と支援の展開)」「人間関係学特論」などの科目を通じて、人間のこころの発達の多様性と複雑性をより深く理解する能力を育成します。

データ解析法特論/臨床心理学研究法特論/教育心理学特論(教育分野に関する理論と支援の展開)/発達心理学特論(教育分野に関する理論と支援の展開)/人間関係学特論

発展科目群

「グループ?アプローチ特論(家族関係?集団?地域社会における心理支援に関する理論と実践)」などの科目を通じて、学校?地域?職場などの組織を支援する能力を育成します。「健康心理実践特論(心の健康教育に関する理論と実践)」「心理療法特論」などの科目を通じて、地域の人々のこころの健康を支援する能力を育成します。

心身医学特論(保健医療分野に関する理論と支援の展開)/精神医学特論(保健医療分野に関する理論と支援の展開)/犯罪?非行心理学特論(司法?犯罪分野に関する理論と支援の展開)/健康心理実践特論(心の健康教育に関する理論と実践)/心理療法特論/障害者(児)心理学特論(福祉分野に関する理論と支援の展開)/学校臨床心理学特論/グループ?アプローチ特論(家族関係?集団?地域社会における心理支援に関する理論と実践)/産業?組織心理学特論(産業?労働分野に関する理論と支援の展開)

研究指導

修士論文を作成するためのリサーチスキル、研究計画やその成果を発表するためのプレゼンテーションスキル、論文作成における論理展開力などを育成します。

特別